PC や WS 上でゲームボーイをエミュレートするものです。
実際に遊ぶには、それぞれのゲームの ROM データが必要です。
しかし、これらの ROM データには著作権があるため、データの配布は行っていません。
各自でデータを用意してお楽しみ下さい。
なお、オリジナル版は
Marat Fayzullin 氏
の作った Unix/X 版 です。
X680x0 版は Unix/X version 0.7 を元に、私、とよしまが移植しました。
GameBoy 用の開発環境も存在しています。
C Compiler や Library などもあるので、
アセンブラのわからない人でも、ソフトの開発ができます。
ちょっとしたプログラムを作ってみたい場合には最適かもしれません。
代表的な開発環境として、Pascal Felber 氏の
GBDK(GameBoy Developer's Kit)
などがあります。
Pascal Felber 氏が直接開発しているのはDOS版とUNIX版ですが、他にも
Amiga版などが存在します。また今回は私がX680x0版を移植しました。
今現在(98/6/29)で最新版は、DOS版がversion2.0β12
UNIX版がversion2.0β6となっています。
速度については、もうすこしまともにしたいと思ったのですが・・・。
自分のマシンで遊べないのはつまらないのでアセンブラで書き直そうかとも思ってたり・・・。
現在サウンドのサポートに関してはゲームボーイエミュレータ中でも最高を自負してます。
CD級の音質で(といっても16Bits、44.1kHzってだけですが)ステレオ再生も可能です。
ただしまーきゅりーが必要ですが・・・。
また、サウンドサーバーとしても使用できるアプリを作りました。
これで、他機種版のvgb起動時に-logsndを使って出力先をRS232C端子等にして68のRSと接続すれば、
68側でサウンドの再生が可能となります。
物によってはソースを少し変更して、割り込みのたびに-logsnd用の
ファイルストリームバッファをフラッシュしなければないないと思われます。
こちらで試した例では、FreeBSD上のvgbで、-logsndで、/dev/ttyd0を指定して実行しました。
/dev/ttyd0に書き込むためにroot権限が必要だったり、バッファのフラッシュを追加したりする
必要がありますが、うまく動いているようです。
感想などありましたら、ぜひ連絡ください。
現在の最新版です。何か不都合などありましたら、連絡下さい。
また、どのソフトが動いた、動かなかったなどの情報も歓迎します。
おもなソースの変更点は、任意の場所にインストールできるように
lccのソースに手を入れたのと、signalを使わないように変更した2点です。
あとは、コンパイルが通るように細かい修正をした程度です。
開発はgcc(まりこ版)で行いました。
またシェルスクリプトの実行にはfishを利用しました。
開発者の方々に感謝します。
ファイルサイズが大きいので注意して下さい。
アーカイブはtarでまとめたものをgzipで固めています。
展開の際には注意して下さい。
また、簡単なドキュメントも置いておきますので
ダウンロード中にでも見て下さい(笑)。
GBDKを対象にアセンブラでのゲームボーイ開発を扱ったページを作りました。
進め!芸夢少年!?というページです。
日本語で書かれた数少ないGB開発ページですので
興味ありましたらぜひ見に来て下さい。
また、これを機にX68でもマトモな開発&エミュレート環境を、
とも思いましてFAMIX Rにて導入予定だった動的再コンパイルを用いた
高速GBエミュの開発も検討中です。
自分で書いたサンプルコードが幾つかあるので
足掛かりは十分あるのですが・・・
いろいろ作り過ぎてて時間がありません(ぉ
需要があるようでしたら考えてみようと思っています
ぜひ!と思う人はメールしてみて下さい。